「ふりかえってみようあのころの雲南」
「ふりかえってみようあのころの雲南」
「昭和」の六十四年間ほど、受け取る人ごとにイメージする映像ががらりと変わる時代はないのではないでしょうか。少なくとも近代では。
みなさんはどうでしょう?
空襲、出征、原爆……
引き上げや開拓……
高度成長や出稼ぎ
だんだん大きく、にぎやかになっていく町
大家族
水害
豪雪
減反政策
小さくなっていく町
核家族
出雲地方では、やはり古代からともいえる斐伊川をめぐる攻防
すなわちダム、放水路、大橋川拡幅、そして中海干拓
近年でもまだ解決していない大規模プロジェクトは、斐伊川上流にあたる石照庭園があるこの地域でも例外ではなく、111戸移転と、県内最大貯水量の尾原ダムをめぐる反対賛成に揺れた地域でした。
この地域を振り返る書籍「石照の庭」を、近秋に出版します。
さきだって、
「ふりかえってみようあのころの雲南」
と題した写真展を、石照庭園と、JR木次駅前の今井書店マルシェリーズ店で同時開催しています。
展示は31日まで、ぜひご観覧ください。
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